市川市動植物園のリラックマ子ザル

今日の毎日新聞（地方面）の朝刊で紹介された影響か、またはYahooのニュースに毎日新聞の配信として紹介された影響なのかわかりませんが（多分、後者）、市川市動植物園の子ザルの記事へのアクセスが多いです。

この子ザルについては、これまで２回紹介しましたが、中途半端にしてあったで、良い機会なので今回まとめを書いてぬいぐるみ子ザルの最終回とします。

前２回の記事
2009-04-03 市川市動植物園のリラックマ（With子猿）
2009-02-22 子ザルと熊のぬいぐるみ

前２回の記事を書いた時はHPにも動物園にも何の掲示等なかったのですが、その後色々とわかりました。
やはり、育児放棄された子ザルでした。子ザルの名前は「オトメ」です。
一緒にいるぬいぐるみ（リラックマ）はママ（ママの代わり）です。人工保育された子ザルをサルの群に戻すのはとても難しいそうです。檻にいれて慣らしていき、そして、ママと一緒にサル山に入りました。
最初はママと何時も一緒でしたが、段々と離れる時間が多くなっていきました。群に溶け込んできたのでしょう。


この頃（写真は４月２６日）になると、ママは放置されている時間が多く、他のサルとも遊んでいる姿が見られました。左の子ザルがオトメです。遊びに誘っているようです。


子ザル同士は仲良くなるのも早いですね。（左がオトメ）


大人のサルの後ろを付いて歩く姿も見られました。

この写真から１カ月近く経っています。成長して、ママとの距離はもっと離れている事でしょう。
ぬいぐるみと一緒の姿が見れなくなって来たのは残念ですが、群に溶け込めた事はとても喜ばしい事です。
そのうち、どのサルがオトメかわからなくなるのでしょうね。（顔を良く見ればわかりますが）

タグ：市川市動植物園 ニホンザル

コメント 9

ご存知なかったかと思い、２月の記事に余計な書き込みしてしまいました。申し訳ありません。
ニュース記事以外の事を知る事が出来て、とても嬉しい思いです。
完全にぬいぐるみ離れし、クマさんが放置されてしまったら、それが一番いいことだとは言え、何だか切ないですね(´・ω・`)
by 涙 (2009-05-19 13:45) 

涙さま
群に戻る事が１番良いことですが、ぬいぐるみママが１人で置いてあると少し切なくなりますね。これも親離れだなと思い見ています。
by えれあ (2009-05-19 13:52) 

素敵なブログですね。画像もとても綺麗。
オトメのその後が気になり、掲示板よりこちらに来てみましたが、
少しずつ成長していくオトメを見れてよかったです。
これからもがんばってください。
by なな (2009-05-19 18:02) 

なな様
オトメは順調に成長しています。始めてみた時は怒っているような表情が多かったのですが、最近は穏やかになった気がします。
仲間が増えて、安心出来るように成って来たのだと思います。
by えれあ (2009-05-19 19:15) 

＞育児放棄された子ザル
人間ばかりか猿まで、こんな酷いことを個体がいるのですね。
チビタ、頑張れ！
by アヨアン・イゴカー (2009-05-19 22:54) 

ぬいぐるみ離れが一番いい事だと、頭では分かってるんですけどね～(´・ω・`)
YouTubeに投稿されていたので動く姿も見れました。強く生きてほしいなあ
by 涙 (2009-05-19 23:00) 

アヨアン・イゴカー さま
野生ではわかりませんが、動物園では時々耳にします。ネコ科（トラ、ライオンなど）に多い気がします。環境によるストレスなのか、育てられない・育たないなど彼らなりの判断なのか不明です。
チビタは頑張って群に戻れそうです。とても良かったです。

涙さま
YouTubeにまで登場していますか。オトメも全国的（世界的？）になりましたね。
by えれあ (2009-05-19 23:40) 

そういえば、愛媛県のとべ動物園のホッキョクグマピースもそうでしたね。
やはり限られた空間、狭い空間、人工的な空間などがストレスを作り出している可能性は高いのでしょう、きっと。
子育て放棄はネコ科でもあるのですね。
by アヨアン・イゴカー (2009-05-20 07:38) 

アヨアン・イゴカー さま
理由は色々とあると思いますが、出来れば親子で仲良くしている姿がみたいですね。
by えれあ (2009-05-20 19:11)